専用重機移植
特徴
専用重機移植は、掘取~運搬~植付までを重機により効率よく短期間に行う工法です。
貴重な資源である樹木の再利用を可能とします。
- 大径木(高木)を短時間に移植できます。
- 根鉢が大きく取れるので活着率の高い移植ができます。
- 移植適期をはずれても移植できますが、養生を必要とします。
- 強剪定を必要とせず、自然に近い樹形が保てます。
- 樹木、表土、埋土種子、土壌動物をユニットとして移植します
- 大径木(高木)から根株移植まで幅広く対応できます。
- エコ・ユニット工法と組み合わせ、複合移植も可能です。
施工手順
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対象樹木の前方、両側を掘削し、前方から専用重機を所定の位置に設置後、土中にアタッチメントを挿入し樹木とアタッチメントを固定後、背面の根をチェーンソー等で切り、根鉢をすくい上げるように上昇させ掘り上げます。 |
すくい上げられた根鉢を専用重機が抱えたまま、移植先まで樹木を立てたまま自走します。 | ![]() |
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掘り取った根鉢の大きさに合わせてバックホウで植穴を掘り、運搬してきた樹木を植穴に降ろし、アタッチメントを開き、樹木を重機から放します。バックホウで埋め戻しつつ灌水を行います。 堀取りから運搬植え付けまでの作業を一つの連続作業として繰り返し行います。 |